奏でるひとびと。まちという音楽。 – シズオカオーケストラ –

奏でるひとびと。まちという音楽。

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green drinks shizuoka vol.19「まち・ひと・つなぐゲストハウス〜本間夫妻の場合」開催レポート


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2月8日、今回のグリーンドリンクス静岡のテーマは「ゲストハウス」。地域やゲストハウス、異文化交流などに興味をもつ皆さんが集まり、ゲストハウスの現地調査を兼ねた世界旅行の経験を経て、現在は静岡でゲストハウスを開業しようと奮闘中の本間ヒロタカさん・ミナさんご夫妻をお招きしての会となりました。今回初めてオーガナイズを担当した黒田が、当日の様子をリポートします!

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この日の会場はボタニカサロンスペース 「Ideale x Will」。実は私、黒田が金・土のみ営業するお店です。”人をコンテンツに人が集う”店を目指した「Ideale x Will」にとっても初めての挑戦となりました。

オープン時刻が迫ると、通路にはゲストハウスをイメージしたレセプションが登場。夫妻が、手作りのゲストカードを準備して参加者を出迎えます。チェックイン後は、ルームナンバーの書いてあるキーを受け取って店内へ。

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前半まずは乾杯、そしてトークライブ。少し緊張の中から始まります。
お話は二人の自己紹介から始まり、これまでの半生を振り返っていきました。世界一周旅行での思い出やエピソードから静岡でゲストハウスを作ろうと決心したきっかけなど、そのひととなりに触れながら話はゲストハウスへ。静岡の土地の優位性やそこにおけるゲストハウスの可能性をお聞きすることができました。

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–世界旅行の経験は、ふたりにとって原体験

本間ヒロタカさん(以後ヒロさん)は19歳時に初めて、海外へ旅に。ゲストハウスを渡り歩くスタイルの旅の中で刺激的な出会いの数々に魅せられたそうです。次第に、海外に友達を呼びたいという気持ちが芽生え、タイの離島にゲストハウスを作る夢を持ちますが、その後も様々な国を旅する中で、自分の地元にゲストハウスを作りたいという夢に変わっていったといいます。

ゲストハウスの調査を目的にミナさんと二人で旅をした世界旅行も、ゲストハウスを作る上で大きな糧になっています。中でも、思い出深いのはアルゼンチン。現地で人とつながりコミュニケーションが生まれた地域は、旅人にとって電車・バスを乗り継いでもわざわざ行きたいと思わせる魅力的な土地になるようです。またチェコでは、地元の学生が地元のおすすめスポットを案内してくれたというエピソードも。

–ヒロさんの豪華客船、ミナさんのカナダ、ゲストハウス勤務を経て現在へ

ヒロさんは結婚して静岡へ来る前、豪華客船でサービスの仕事をしていました。船の上で寝食を共にしながらお客様をもてなす仕事の経験から、質の高いサービスを学んだそうです。色んな旅のスタイルがあることを実感した結果、改めてゲストハウスを利用する旅のスタイルの自由さに気づきました。どんな人でも、その場所を、そこにいる人を、その国を好きになって欲しい。それを可能にするサービスを体現したいという想いが、ゲストハウスへの夢に込められているようです。

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一方ミナさんは世界一周旅行から帰国後、更に英語を磨きたいとの想いから単身カナダへ。多種多様な国・民族が集まる町での経験。自分のこれまでの常識が通用しない環境にカルチャーギャップを感じつつ、わくわくする楽しい毎日だったそうです。帰国後は東京の人気ゲストハウスで働く機会を得て、訪れる旅行客や地域住民と交流を重ね、地域と外の世界をつなぐ場を学びました。

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–静岡に移住、そしてゲストハウス開業に向けて

昨年8月に二人は結婚し、ヒロさんの地元である静岡市に移住。ゲストハウス開業に向けて準備をスタートしました。現在、1200万人を超える外国人観光客が日本に訪れているというデータがあるそうです。しかしここ静岡は、東京と京都をつなぐ”ゴールデンルート”の途中であるにも関わらず、なかなか外国人観光客が増えていない。ゲストハウスを運営し、静岡に彼らを呼ぶ窓になりたいと、ヒロさんは語ります。

その後話は、日本各地のゲストハウスへ。ミナさんがこれまで滞在したことのあるゲストハウスを紹介いただきました。東京、長野、鎌倉の特徴的なゲストハウスの話には夢が詰まっていました。ゲストハウスができることでその地域が変わって事例もある、とミナさん。

そして、お二人の夢であるゲストハウスの構想をお話しいただきました。共有スペースとしてのバーラウンジは地域と来訪者をつなぐ場所。地元に住む人も、海外からの旅行者も、ふらっと訪れ非日常を楽しめる、そんな場所にしたい。そして、静岡の魅力を全国へ、全世界へ発信できる窓口となれたら幸せです、そんな言葉で締めくくられました。

地域での新しいつながりが生まれ、そこから何かが始まっていく、お二人のゲストハウスはきっとそんな場所になっていくのだろうと感じました。

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第一部はここで終了し、後半はゲストと参加者がお酒やご飯を楽しみながらのワークショップ!「①自分のまちにどんなゲストハウスがあったら嬉しいですか?」「②自分がもしそんなゲストハウスづくりを応援するとしたら、どんなことができると思いますか?」この2つのテーマにそってアイディアを出してもらおうという時間です。

初対面の方が多かったにも関わらず、どのテーブルも話が弾み、また本間夫妻にとっても有益な情報やアイディアがあったようでした。(ミナさんお手製のおにぎりも美味しかった!)

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そして最後は、本間夫妻から参加者へのサプライズプレゼント!入口で渡したルームキーはゲストハウスのドリンクサービス券になるとのこと、そして抽選で選ばれた岡田さんには、いずれ完成するお二人のゲストハウスに宿泊できる特典が贈られました。

今回は、様々な年代・業種の23名の方がグリーンドリンクスに参加してくださいました。ゲストのお二人の素敵な雰囲気が、様々な人を繋げてくれた会になったと感じています。地域発信の窓口をつくりたいというお二人の想いを現実のものにするべく、シズオカオーケストラは今後も本間夫妻を応援していきます!参加者の皆さん、レポートをお読みの皆さん、是非これからもご協力をよろしくお願い致します。

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–ちなみに2部でのワークショップでは以下のような声が聞かれました。
・静岡市の街と山がつながればいいな
・静岡市の観光のコンテンツが少ない、どうすべきか?
・静岡市に若者が滞在したいと思える宿泊施設がないから、ゲストハウスできたら嬉しい
・大道芸のときにも、外国人参加者にとって、ゲストハウスはいい
・英語を日常的に話せる場所を欲している人はきっと多い
・地元の人しか知らないお店などを紹介したい(ガイドブックに載っていないようなお店)
・地元の人が外国人向けに地元を紹介するツアー会社をやってみたい
・静岡市がロンリープラネットに載るようになったら嬉しい
・ラウンジでは寿司を提供してみたらいいのではないか。(静岡だし、和食の代表だし)

次回のグリーンドリンクス静岡もお楽しみに!

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report by kuroda
photo by mizutan


Writer : shizuoka orchestrashizuoka orchestra
Category : gd 静岡

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