奏でるひとびと。まちという音楽。 – シズオカオーケストラ –

奏でるひとびと。まちという音楽。

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green drinks shizuoka vol.22「しずおかのひみつの見つけ方」開催レポート


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8月9日、夏の休日に昼からビール片手にまちを語らった、グリーンドリンクス静岡vol.22「しずおかのひみつの見つけ方」の様子をレポートします。

前半はゲストの渡村マイさんと岡村直人さんによるトークライブ。”藤枝のステキに出会う50日間”というキャッチフレーズで春に開催された「藤枝おんぱく」について、運営陣のお二人に、その魅力や、そもそもの始まりについて語っていただきました。

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渡村さんは、数年前まで藤枝市の観光協会で着地型観光の仕事をしていました。そのお仕事の中で、面白いと思った地域の人と一緒に体験プログラムを作り、地域にコミットしてもらう入り口をたくさん作るという企画や、それらの集大成である冊子「たびいく」を製作していたそうです。

tabiiku→これが、おんぱくの前身だったんですね。

もともと地元にあまり関心がなく、高校を卒業したら遠いところに行こうと決めていた渡村さん。大学では、離島の芸能を記録・保存するサークルで活動したそうです。さらに「真理」とは何たるかを考え続け、哲学を学んだり、アメリカ先住民の研究をしたりと、興味の向く方向へ迷わず進む姿勢だったことがうかがえます。そんな渡村さんがたどり着いたのは「自分は何者なんだろう?」というクエスチョン。そして、自分のルーツを意識し始めたその頃に、ちょうど地元に帰ることになったそうです。ジャストタイミングですね。

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帰ってきた地元で就いたのは、前述の通り観光協会での地域の魅力発掘のお仕事。この流れも運命的だと、おっしゃっていました。ただもともと旅人気質ゆえに客観的に見ている部分もあるようで「行政区域としての藤枝が大好き」というのとは少しニュアンスが違うとのこと。やはり藤枝に暮らす「人々」が好きなのだ、人とのつながりによってそこが故郷になるのだと思う、という言葉が印象的でした。ホームでありながら旅人の感覚で地域の素材を発掘する・・・これは「ひみつ」を考える大きなヒントになりそうです!

そして藤枝おんぱくも「新しい視点で、今あるものを眺めよう」というのがポイント。それも一人のスーパーマンがいるわけではなく、そこに暮らすいろんな人がプロデューサーになって、いろんな視点から地域を切り取り発信していける「しくみ」なのですね。

実際、70を超えるプログラムの内ほとんどは、地域の人から発案されたもの。それらを、さらに地域の人たちで意見交換・ブラッシュアップし、渡村さんと岡村さんのフォローによりおんぱくプログラムへ編集していくそうです。

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また別の特徴として「募集人数3名で催行する、達人とめぐる朝ラー(藤枝名物・朝ラーメン)ツアー」など、実験的な企画で地域のポテンシャルを試すことができることや、プログラム単体ではなく、小さなプログラムがぎゅぎゅっと集合していることでの発信力などもあります。少人数だけど、確実に心に響く体験・交流をしてもらう・・・まさにまちを舞台にした博覧会!同じイベント内で存在していることで、プログラム間の摩擦もなく、みんなで同じ方向を目指せるという良い関係ができるそうです。

今年のおんぱくで、事務局の岡村さんが最も心に残っているプログラムは、5年越しに実現した「天下一闘茶会」。(闘茶とは、お茶の味を飲み分けて勝敗を競う遊び)お寺を舞台に80名程が集まり、茶商さん達の運営のもと大成功だったそうです。ちなみに優勝したのはベトナムの方だったとか!

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さらにマンホールをめぐるツアーや、玉虫博士に会えるプログラム妖怪ツアーなど、かなり専門的なプログラムも・・・!WEBレポートを眺めながら、岡村さんに様子を紹介していただきました。「マニアックなものほど遠くに飛ぶ。」と渡村さん。今後さらにPRに力を入れ、参加者の過半数が市外・県外のお客さまになることが目標だそうです。

藤枝おんぱくのレポートはこちらで見られます!

まさに「藤枝のひみつ」を編集し、届けている藤枝おんぱく。”地域づくり”と言うとハードル高く感じるのですが、実は自分の好きなお店を人に教えてあげるのも、立派なひとつの「地域の発信」なんですよね、という渡村さんの言葉に、深く共感したトークライブでした。

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そして後半。いよいよ参加者の皆さんの出番です!
投げかけた質問は、ずばり「あなたの”しずおかのひみつ”を教えてください。」

大切な人にこっそり教えてあげたくなる、静岡のおすすめスポットやエピソード。そんなリアルなオススメ情報をシズオカオーケストラでは「しずおかのひみつ」と呼んでいます。

静岡で暮らすたくさんの人の”ひみつ”を集めてみたら、きっと世界にひとつの素敵なガイドブックができるでしょう。静岡を訪れる人たちに”ひみつ”を届けられたら、もっとディープにこのまちに関わったり、愛着を感じてくれるはず。そんな思いから、グリーンドリンクス静岡特製”ひみつノート”作りにチャレンジすることにしました。

しろくまジャムさん特製のアメーラトマトとしらすのマフィンなどを楽しみながら考える時間をおいた後、発表タイム。照れくささもありつつ、皆さんに順番にお披露目していただきます。出てきたのは、どれも魅力的でマニアックな「ひみつ」たち!思わず顔がにやけます。(具体的にどんなひみつが出てきたかは、ひみつですw)

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興味深かったのは、ひみつが”かぶらない”こと。それぞれが思うとっておきの静岡情報が、こんなにも多様に存在しているなんて、ワクワクしますね!渡村さんからも「これで静岡おんぱく開催できちゃいます!」との言葉をいただきました。

allmember→ひみつを提供してくださった参加者の皆さん!

今回作ったひみつノートは、この日の会場を提供してくれた本間夫妻にプレゼント。二人を訪れる世界中の友人たちが、個性豊かなひみつを楽しんでくれることを願っています。

次回のグリーンドリンクス静岡も、どうぞお楽しみに。

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photo by arata/izumi
report by izumi


Writer : izumiizumi
Category : gd 静岡

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