駿府九十六ヶ町 400年後の妄想まちあるき 2017 × ななげい(七間町大学藝術学部)
駿府九十六ヶ町を愛する石川たか子さんと共に、町名の由来を学んだり400年前の情景を妄想しながら、その町のカフェでひと休み。そんなゆるめのお散歩「妄想まちあるき」を、シズオカオーケストラの井上がレポートします。
本日「駿府九十六ヶ町・400年後の妄想まちあるき 2017 × ななげい」開催しました!
めぐるりアートの会場でもある七間町の「ななげい」に集ったのは12名。ナビゲーターの石川たか子さん(シズオカ文化クラブ代表、駿府九十六ヶ町といえばこの方)と、ゲストの村田さん(代々人宿町の町頭を務めてこられた家系のご子孫)に貴重なお話を伺いながら、妄想してみました.。oO
残念ながら今日は豪雨…のため実際のまちあるきは断念。参加者の皆さんには、写真を見ながらのバーチャルまちあるきを体験しながら、さらに400年前を妄想するという無理難題を強要するも(笑)、熱心に取り組んでくださいました。ただただ感謝。
徳川家康公がいかに気合を入れて整えたかが随所から感じられる、美しく合理的な町割り。隣町同士がコミュニケーションを取りやすい形になっている辺りなんて、最高です。400年前からほぼ完璧な都市計画だったからこそ、町名も含め現代まで変わらず続いているものがあるのだと、改めて感じた時間でした。
さらに大雨降る中、梅屋町の名店・常きわさんへ移動。引き続き駿府の話に花を咲かせました。(ビールを飲んでる間に台風は静岡を過ぎ去っていきましたとさ。)
「今は消えてしまった町名も、気になる!」「静岡、好きになりました。」「自分の中に点在していた知識や興味が、線・面・さらには立体的に繋がっていくのが楽しかった。」「小さなあの区間一つ一つに生活があって、そこで人々がどんな動きをして、どんな風に続いてきたのか。歴史とはそういう物語。」さまざまな感想もいただきました!
台風が迫る中にも関わらず、果敢に集まってくださった勇気ある参加者の皆さん(笑)、そして石川さん・村田さん。ありがとうございました。妄想まちあるきは、今後も1年に1度のペースで開催予定です。ご興味のある方、妄想力に自信のある方、ぜひともご参加ください!
photo by M.Hirao/miwa