しずおかのひみつ探し「み」編

ロゴを構成する8文字との出会いの記録。

と「み」やま 編

※諸事情により記事の日付が2014年と表示されていますが、実際は2022年2月22日の記事です。


味のある看板の宝庫、駒形通り。
ここに、とにかく猛烈にかわいい「み」がある。

生活雑貨屋の「とみやま」だ。絶対に拝借したい「み」だ。ちょうど買おうと思っていた45Lのゴミ袋を手にレジへ向かう。いざ交渉開始!

「あの・・・突然のご相談で申し訳ないのですが私たちシズオカオーケストラといいまして・・・」

「?」

当然のリアクションである。とにかく名刺を差し出し急いで自己紹介を終える。説明しにくい活動も考えものである(今さら)。念のため近所に住んでいますアピールも重ねておく。

「新しく立ち上げるプロジェクトのロゴに看板の「み」を使わせていただきたいのですが・・・」

あやしすぎる。話をしながら自分でも苦笑いしてしまうあやしさである。こうなったら質問するしかない。

「このみという字は、いつから使われているのですか?」

ようやく表情を緩めてくれたご主人と、お隣で親しげに話していたお父さん(どうやら先代のようである)が、一緒に話を始めてくれた。ひと安心。

親しみやすさ200%の店先

とみやまのロゴは、38年前にお店を建て替えた際に内装を担当した人が一緒に作ってくれたらしい。「まわりのデザイナーとかには酷評だったけどね」と笑うご主人。まさかあのロゴに食いつく人間が現れるとは思わなかったという様子。(たしかに頻繁には出現しないだろうな。。)

「お店自体は戦前から、100年超えてるね」そう言い添えるお隣の先代も優しい。お店の始まりは米屋だったそう。戦争で配給になってしまったし物もなくなったので、今のような小間物を売るようになったらしい。

「自分で3代目。4代目は継がないってさ・笑」とご主人。2ショットを撮りたいというと、快く応じてくれた。優しさがにじみ出る親子写真!

品揃えも多くてとっても便利なお店。今度は土鍋を買いに来ようっと。

#とみやま #しずおかのひみつ

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