みんなのnedocoプロジェクト@ふじのくに⇄せかい演劇祭2014

ふじのくに⇄せかい観光案内所の目玉企画としてチャレンジしたnedocoプロジェクト第1弾は、素晴らしいお客さまと、心温かい静岡の皆さんと、最高の仲間の手によって”大成功”となりました。関係者のうち誰ひとりが欠けたら、きっと実現しなかっただろうと思います。いくつかの点に繰り返し糸を架けていくように創っていったプロジェクトでした。たくさんの人とたくさんの思いで、大きくて温かいことをしている幸せをバシバシ感じた日々でした。関わって下さった皆さんに心から感謝申し上げます。

昔、ひとりで南房総の宿にたどり着いたとき。他にお客さんがいない台風の夜だったので、マスターと語り尽くし、翌日はマスター行きつけのカフェでランチをし、マスターお気に入りの美術館へ行って一緒にぼんやりしたりしました。随所で、地元の仲間や、おじさま達のマドンナみたいな綺麗な人が登場して、その度に私を紹介してくれました。決して愛想の良いマスターではなかったけど、その人が本当に好きな場所や人や空気を一緒に味わえたことで、あの旅は特別な印象でもって私の記憶に刻まれました。

nedocoや観光案内所をやってみたいと思った時に描いたイメージは、あと時の3日間です。だから今回、泊まってくださった方々が、草薙の皆さん(本当に素晴らしい方々!!)と地元の居酒屋でカンパイをしたり、バーベキューをしたり、スタッフが本当にオススメする場所に一緒に行ったり、おおやきいもでおでん食べたり、nedodoで夜遅くまで語らったりしてるのを見て、本当に嬉しかったのです。お客さまがTweetしてくれた「会いにいきたい景色が増えた幸せ」という言葉が、また。

静岡。ではなく
静岡とあの人とあの風景。のような
そんな思い出になってくれたら最高、と思います。

そして、やはり自分は人に興味があるのだとつくづく感じた次第です。なんだかんだ言ったところで、それはもう否定できない勢いで。

今回事故なく最後まで笑って終えられた事実は、現場で準備〜片付けまでの全てをこなした仲間の力によって成り立っているものです。nedoco@歴史あるお寺の最終日、お客さまと一緒に坐禅しながら、考え事しちゃいけないのに実は猛烈に考え事していたわけですが、nedocoでお客さまをもてなしていた仲間の顔が順番に浮かんで、それはもう、とても誇らしくて、心が乱れました(笑)。

ひとはひとりだけど、でもひとり同士がnedocoを通じて瞬間的に集合した時のエネルギーを体感しました。ああみんなかっこいいなーって、仲間に惚れた今年のゴールデンウィーク。そして気を抜くと弱音ばっかりの自分の情けなさを再認識したゴールデンウィーク(笑)。初めて大人数を巻き込んでの消耗もしたけど、とても良い経験をさせていただきました。

チャンスをくださったSPACの成島さんをはじめ皆さま、ありがとうございました。今日は念願のマハーバーラタを見て、フェスティバルbarで最後のコンシェルジュブースを出します!わっしょい!

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